花粉症
花粉症とは?
スギやブタクサなどの花粉が鼻やのど、目の粘膜についたときにアレルギー反応が起こり、くしゃみ、鼻水、鼻づまりや目のかゆみなどの症状を起こすのが花粉症です。
敏感な人は1月中旬から、2月に入ると症状を感じる人はぐんと増えます。
症状が重くなると、皮膚のかゆみや頭が重い、だるさや不眠、集中力の低下など、全身にさまざまな症状があらわれることがあります。
これらの症状はお薬で良くなることがほとんどですので、辛い症状を我慢せず、ぜひ受診してみてください。
花粉症初心者で、発症時期・原因のわからない場合は血液検査を行い、アレルゲンを調べることもできます。
スギ花粉以外にも季節によってさまざまな花粉が飛びますので、自身のアレルゲンと花粉の飛散時期を知っておくことは、早めの予防対策に役立ちます。
花粉症を起こす主な植物とその時期
主な原因植物 | 開花時期および飛散時期 | |||||||||||
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1 月 |
2 月 |
3 月 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
8 月 |
9 月 |
10 月 |
11 月 |
12 月 |
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スギ ヒノキ |
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カモガヤ ホソムギ |
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ブタクサ ヨモギ |
治療メニュー
内服薬・外用薬
抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬の服用と、炎症箇所にはステロイド外用薬と保湿剤の塗布が、花粉症の発症後でも有効です。また、症状が出始める2週間ほど前から抗アレルギー薬を飲んでおくと、症状を軽減できます。
アレルギー検査
保険適用で受けられるアレルギー検査です。血液から検査を行い、一度に39種類ものアレルゲンについて調べることができます。お子様でも検査可能です。
検査可能なアレルゲン39種 | |
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吸入系・その他のアレルゲン | ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト、ネコ皮膚、イヌ皮膚、ガ、ゴキブリ、スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、オオアワガエリ、アルテルナリア(ススカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア(属)、ラテックス |
食物系アレルゲン | 卵白、オボムコイド、ミルク、小麦、ピーナッツ、大豆、ソバ、ゴマ、米、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、バナナ、マグロ、サケ、サバ、牛肉、鶏肉、豚肉 |
料金(税込) | 保険治療(3割負担の方で¥4,300前後) |
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