日焼けをしたせいかシミが目立ってきました。薄くするには、どんな方法がありますか?
A.まずシミの種類を医師に診断してもらいましょう。誤った治療はかえってシミを濃くしてしまうこともあります。
シミは種類によって治療方法が違います。たとえば、肝斑(かんぱん)というシミにレーザー治療をすると、かえってシミを濃くしてしまうので、専門の医師に相談してください。
シミには、大きく分けて肝斑、老人性色素斑や雀卵斑(じゃくらんはん・ソバカス)、脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)、炎症後色素沈着症、遅発性両側性太田母斑様色素斑(ちはつせいりょうそくせいおおたぼはんようしきそはん)の5種類があります。
シミの治療は、まずUVカメラという特別なカメラで写真を撮りシミの種類を特定します。UVカメラは可視光では捉えることのできない光老化による潜在的なメラニンを捉えることができます。見た目にはわからない肝斑や隠れたシミをくっきりと写し出します。また、見た目にシミがない方でも、今後でてくるシミを見ることができます。