足の親指の爪が内側に巻き込んで、歩くと痛みを感じるようになりました。仕事があり頻繁に通院できないのですが、いい治療法を教えてください。
A.ドイツ式の巻き爪矯正法なら、日常生活に支障なく治療できます。通院も月一回程度です。
B/Sブレイスクイックは、特殊なプラスチック製の平らなプレートを爪の表面に装着するドイツ式の巻き爪矯正治療です。爪全体をゆっくりと引き上げて、巻いている爪を健康的な形へ導き、周囲の皮膚を切ったり傷つけたりすることはありません。
矯正プレートをしたままストッキングを着用できますし、半透明なので靴を脱いでも人目が気になりません。もちろん、治療中にネイルカラーをすることも可能です。
「B/Sブレイスクイック」は、月1回貼り替えます。個人差がありますが半年~1年で巻き爪が改善されます。
巻き爪の症状は、爪の左右両端が丸く内側に入り込み、「の」の字のようになります。先天的な遺伝の場合は治療後も再発しやすいのが特徴です。後天的な原因がある場合は、その原因を取り除かないと治療後も再発する場合があります。
爪を切り過ぎている(深爪をしている)、靴先が細く爪を圧迫するような靴やハイヒールの靴、サイズの合わない靴を履いていることなどです。先天的な場合をのぞいて、急に巻き爪になることはないため、予防としては、深爪をしない、爪に圧力や負荷をかけないことが大事です。放って置くとどんどん巻き爪が悪化してしまうので、おかしいなと感じたら早めに受診しましょう。
B/Sブレイスクイックは、爪の角がトゲのようになって皮膚に食い込んで炎症が起こる陥入爪でも治療できます。炎症が起きている状態だと矯正プレートがはがれやすいため、炎症を抑えてから爪のトゲをとって治療します。