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スタッフブログ

シミ取りレーザー後のケアについて

医師の澤田です。紫外線の強かった夏が終わり、シミ治療の季節になりました 。今回はシミのレーザー治療後に気をつけることをご説明させていただきます。

 当院ではレーザー後1週間は化膿止めクリームを塗布して頂きます。日常生活に気を付けていただくことを書いた紙(下図)をお渡ししてますので、そちらを参考にしながら過ごしていただければと思います。

 痂疲(かさぶた)がとれてから徹底してほしいのはUVケアです。夏が過ぎたとはいえ、痂疲がとれた後の皮膚は薄く紫外線を通しやすい状態です。3~4時間毎に日焼け止めを塗り直しをしましょう。

次に大事なのは美白外用剤です。 レーザー治療後は炎症後色素沈着症といって、レーザーにより火傷状態になった肌の中でメラノサイトという細胞が活性化しメラニン色素を産生します。「レーザー治療後にまた茶色くなってしまいました!」と相談をうけますが、この炎症後色素沈着症が起きているためです。個人差はありますが半年~1年程度できれいになっていきます。                     

炎症後色素沈着症を予防し改善していくのが美白外用剤の役割です。当院ではビタミンC誘導体ハイドロキノンの塗り薬をご案内しています。毎日のUVケアと美白外用剤でシミ治療の結果に左右するのでしっかり対策をしましょう。摩擦でも色素沈着しやすいので保湿も大事ですよ。

♢ビタミンC誘導体(ICエッセンス)10ml 1,980円                                    ♢5%ハイドロキノンクリーム5g 2,200円